絵
この前、ハンブルクの市立美術館に行きました。
たくさんの有名画家の絵があったり、好きな画家を見つけたり、絵画への関心が高まったり、頭は使ったけどとてもリフレッシュできました。
でもこの趣味は周りには少し言い出しにくいもので、そんなに知識がある訳ではないけど好きな気持ちがあって、でも「こいつ何ぶっちゃって」みたいに思われたくなくて言えないんですよね。
ただ好きなだけだから、あんまり深い話もできないし。でも知識がある人から解説を聞いたりするのはすごく楽しいから話してみたいと思う。知識の無さに呆れられそうだけど。笑
周りに言う必要もないけど、それでもやっぱり感動は共有したくなってしまって、こういうのがすごかったんだよ!とか、ここが好きだって思った!とか、話したくなるんですよね。
だから、近しい人、、イコール彼氏なんですが、彼に中世ヨーロッパ絵画が好きで〜って話をしたら、「何気取っちゃってさ」って、言われてしまいました。
彼は現代芸術の方が好きで、私がそれに対して興味ない(あまり理解ができなくて、、好きな人には申し訳ない)ってことを言ってしまったからだと思います、多分。
私はあんまり現代芸術は興味ないけど、あなたはそれが好きだもんね。私は中世ヨーロッパのものが好きだから〜、、
と話したら、ばかにされてしまいました。一番それが嫌で周りに言わなかったのに。
というか、私もおそらく彼からそういう反応をされるのはわかってたんですよね、でも少しの可能性を信じて言ってしまった。今までの経験上そういうことで彼からいいことを聞けたことがないのに、自分から嫌になる道を選んでしまったのはばかだったなと思います。
いやでも1つの好きになるきっかけというか、それを増やしたくて、もしかしたらで言ってしまったんですよね、今までもそう。もしかしたら、私がネガティヴなだけで、彼はそんな嫌なこと言う人じゃないって、それを信じたくて言ってしまうんですよね。
結果惨敗ですけど。
好きなものを、気取ってるだけの上部のものだって言われるのってつらいな。
知識がしっかりなければ芸術を楽しむことは許されていないのだろうか。感性のものじゃないのだろうか。
好きなものに対して、背徳感のようなものを感じながら向き合うのは嫌すぎる。
考えるのはやめよう。絵画が好きな人と話そう。せっかくの好きを嫌な気持ちで塗り潰すのは勿体無いから。